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 第11回通常総会(平成22年5月22日開催)報告 1616 

 
第11回通常総会報告

第11回通常総会は
平成22年5月22日(土)10:00〜11:00、広島市まちづくり市民交流プラザで開催
されました。正会員126名中、福山、尾道など遠方からの出席者をはじめ、評決委任者数との
合計102名を数え、総会開催要件を満たし、平成22年度事業計画等を決定しました。
総会で決定・承認された主な事項は以下の通りです。なお、会議資料は経費節減を図ることと、
IT化実施のため、全て“ペーパーレス”として討議し、支障なく議事が進行しました。

★平成21年度事業報告
 多くの受講者や参加者の理解と支援により、21年度は下記の事業が盛況の裡に行われた。
(1)パソコン教室の実施について
   平成21年度も、「受講者を主役とし一緒に学ぶ」、「楽しく優しく笑顔の教室」を理念
として掲げ、交流プラザ・公民館(府中南、海田)・メリィハウス教室で開催した。
受講者は6,497人。講座終了後に実施するアンケートにおいて寄せられた受講者の方々
   からの賛辞は、シニアネットひろしまにとって一層の励みとなっている。
   過去7年間で、受講者総数は37,684人となっている。
   受講者の方々と現代のICTの“Communication”が実現できた事は大きな成果であると考える。
   一方、この教室に参加のアドバイザーは7年間で延べ24,007人、平均で受講者1.6
   人に1人のアドバイザーが、受講者をサポートしていることも好評を得ている要因の一つと
   考えられる。

(2)アドバイザーのスキルアップについて
   教室運営に不可欠な受講者のサポート要員であるアドバイザーには、常に資質の向上とパソ
   コンのスキルアップが要求される。このことから、毎月開催のアドバイザー対象研修会では
   当法人の技術顧問から指導を受け、技術の習得に努めている。
   研修会では
  ・技術全般:Windows7へのアップグレード、Office2007のインストールと新OS、Officeの
   知識と活用、無線LANについてなど。
  ・時事問題として知識の習得をはかる:アドバイザーを地域のオピニオンリーダーとして活躍
   のために、高齢者問題・社会問題・IT関連事項についてなど。
   さらに、特に21年度はWindows7、Office2007が社会全般に広がる中、多くのアドバイ
   ザーが、これらの習熟に日夜努めているのも特徴的な事柄である。

(3)21年度の「新」の事業
   21年の年頭メッセージで「今年の漢字を 新」で表現し、それを以下の通りに実行した。
  @ 6月29日…「男女共同参画推進事業所」として広島市長表彰を受賞。
  A 9月25日…豊田副市長による「ICTが及ぼす市民への効果」と題した、具体的事例による
有意義な講演会を開催した。(82人)
B10月15日…「県プラチナ事業活動事例」に応募、事例集に事業内容を掲載、出版された。
C11月 1日…6月に設置された「安佐南NPO連絡協議会」のメンバーとして、区民祭りに初
参加。「缶バッジ作り」を提供し区民の理解と好評を得た。
D 1月13日…docomoの「高齢者安全教室」を開催。
フィッシング、還付詐欺、振り込み詐欺の防止などについて受講。(48人)
E 3月20日…ニューメディア開発協会(村岡部長)との意見交換会開催。
・アドバイザー制度、更新講座のあり方について
「シニア情報生活アドバイザー」制度は協会の認定ではあるが、中央で定められている全国
マターの資格と認識して定められている諸手続きに対応する。
しかし、アドバイザーはパソコンの利活用に基点を置くものであり、一部現状で見られるよ
うな、これと全く遊離している諸活動については疑問があるので、協会として含んでおいて
欲しいことを要望した。
F 3月24日…「准アドバイザー」の認定。
正規のアドバイザーを志し、日ごろからパソコン教室の運営に協力的な人材を
当法人限りで役員による面接を経て「准アドバイザー」として認定している。
今回、2名を面接し「准アドバイザー」として認定した。
従来からの認定は「10+1+2」=13人で、うち「10+1」は正規アド
           バイザーとして活躍している。
G 業務の縮小…22年度から「海田公民館パソコン教室」を当方の要員事情で打ち切りとした。
同じく22年度から「情報シンフォニーITサポ―トセンター」の受託が、県の財
政見直しによって打ち切りとなる。

(4)福山支部・尾道支部の独立
「福山支部」、「尾道支部」は現組織で系列化されているが、両者ともに独立採算制で人員・会
計に相互連携は及ぼしていない。特に福山は、福山独自の要員規模、自主事業および委託業務の
範囲が拡充し、地域から信頼されている実績から勘案して、十分に独立して運営できる体力を有
していると判断されるので、22年4月1日付けで独立することが3月20日の理事会で決議さ
   れた。
 
・独立後の名称は任意団体として「シニアネット福山」と称する。
なお、福山市は広島県の中核都市として重要な位置にあることから、シニアネット総体としての
事業展開などは、当方との密接な連携も必要と判断した。これにより福山から新旧2名の支部長
(山本昭子・高橋載乃)を当方の役員に列挙し、5月の総会で提案・承認を得る運びとしている。
さらに、福山では、アドバイザー養成講座(受講希望5人)を8月ごろに予定している。このた
   めには協会の「養成講座実施団体認定」が必要なため所要の手続きを福山側で行い、4月1日付
   けで認定された。

★平成22年度事業計画
(1)事業実施基本計画
   パソコン教室、シニア情報生活アドバイザー更新講座、とうろう流し、研修、社会貢献活動の各
事業を平成21年度同様に実施する。

(2)主な事業の方向性について
  @ 全国シニアネットの動向に着目
    全国では従来のパソコン教室主体から、社会貢献活動に呼応した「コミュニティ・ビジネス」へ
の移行が顕著となっている。これに着目し他法人の実施項目を調査し、当法人としての実施可否
の検討を行うこととする。
  A 安佐南NPO連絡協議会との協働
    21年度に設置をみた安佐南NPO連絡協議会は、従来から設置されている17のコミュニティ協議
    会と協働して、まちづくり推進に努めたいと考えている。
  B パソコン教室について
  21年度と同様に「市民交流プラザ教室」、介護施設で実施している「メリィハウス教室」、
    府中南公民館教室で受講者を主役として取り組む。近時、ICTの急速な進展に伴い、OSやOfficeが
グレードアップしており、これへのアドバイザーのスキルアップが不可欠である。
・スキルアップのための研修講座:6月16日開催予定
マイクロソフト社による「Windows 7」の研修講座を計画。
 C インターネットとうろう流しについて
  今年で実施8年目を迎える。まさに「継続は力」で、ささやかに広島から平和の発信をしてきた。
市中では様々な平和イベントなどが行われている。インターネットへのメッセージ数も減少して
きている中、HPへサイトを設け、従来と形態を変えて継続することも視野に入れ、これの継続に
ついて再検討をする。
  D NPO設立10周年記念事業について…平成12年3月28日県知事認証
  会員の力を結集して築いた10周年を、5月22日通常総会において「喜び」を表現する。

★その他
(1)役員改選
   辞任理事3名、就任理事1名
 


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