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第10回通常総会報告 | 1847 |
第10回通常総会報告
第10回通常総会は
平成21年3月14日(土)10:30〜12:30、広島市まちづくり市民交流プラザで開
催されました。正会員133名中、福山、尾道など遠方からの出席者をはじめ、評決委任者数
との合計102名を数え、総会開催要件を満たし、平成21年度事業計画等を決定しました。
総会で決定・承認された主な事項は次の通りです。なお、会議資料は経費節減を図ることと、
IT化実施のため、全て“ペーパーレス”として討議し、支障なく議事が進行しました。
★平成20年度事業報告
多くの受講者や参加者の理解と支援により、20年度は下記の事業が盛況裡に行われた。
(1)パソコン教室の実施について
広島市まちづくり市民交流プラザ及び公民館(府中南、海田、海田東)教室、介護付有料
老人ホーム・メリィハウス教室を開催。「受講者を主役とし一緒に学ぶ」を理念として
掲げた教室は、楽しく優しく笑顔の教室となっている。終了後に実施するアンケートに
おける受講者の方々からの賛辞は、当法人会員にとって一層の励みとなっている。
・20年度受講者数総計……5,527人
・過去6年間の受講者総数……31,187人となり、全国シニアネットの中で最高の数値を示
している。
・教室に参加のアドバイザー…延べ19,140人、平均で受講者1.6人に1人のアドバイザーが
常に傍でサポートすることも、好評を得ている要因の一つ
と考えている。
(2)アドバイザーのスキルアップについて
教室に不可欠な受講者のサポート要員であるアドバイザーには、常に資質の向上とパソ
コンのスキルアップが要求される。毎月開催のアドバイザー研修会では、近時発生して
いるUSBワーム対策の勉強会やHDDのメンテナンスなどについて、現在までに計6回、当
法人技術顧問から指導を受け、技術の習得に努めている。また、地域のオピニオンリー
ダーとして活躍するアドバイザーのため、同研修会では高齢者問題・社会問題・IT関連
事項に関し、時事問題として、現在までに計50回、知識の習得に努めている。
(3)「最近の情報通信の動向」講演会の開催
アドバイザー更新講座該当者(26人)の研修を兼ね、老人大学パソコン教室受講生や当会
員を対象として、上記講演会を開催し幅広く知識の習得をした。
・開催日:平成20年10月11日
・講 師:総務省中国総合通信局無線通信部企画調整課長 福田卓夫氏
・受講者:77名
・内 容:放送のデジタル化、ブロードバンドの普及、新たなモバイルサービス等、IT技
術の動向について
(4)シニアネットフォーラムin関西への参加
平成20年11月5日〜6日、(財)ニューメディア開発協会主催の同フォーラムに理事長がパ
ネラーとして参加。フォーラムでは、各シニアネットの事業動向が、従来からのパソコ
ン教室主導から「コミュニティ・ビジネス」への転換の形で発表され、時代の変化を感
じた。併せて同会場で毎年実施している「とうろう流し」の写真、展示品については、
関心も高く一定の成果を得ることができた。
(5)男女共同参画社会の推進について
平成20年8月8日、広島市に新しく赴任された女性副市長「豊田麻子」氏と当法人のIT担
当理事4名との面談が実現した。豊田副市長はIT技術の推進のほか、男女共同参画社会
の実現として女性の社会進出など総合的に企画される立場であることから、当法人の事
業方針について説明し、理解していただけたものと確信している。これを契機に、当法
人の理事1名と会員1名が市の男女共同参画社会推進委員研修を受講、市長から認定証
を授与されている。
(6)2009年の漢字「考」について
近年顕著な社会の変動、高齢化傾向、全国シニアネットの事業動向の転化、男女共同参
画社会推進への取り組み等に対応してきた当法人は、今後も英知を集め、事業動向を考
える必要がある。
本年1月1日、理事長の年頭所感「考」はこれらを「かんがえる」を表している。今後
アドバイザーを核とし、その方向性を見つけ事業に反映することを検討する。
(7)福山支部活動状況等報告
主たる活動である常設パソコン講座をはじめ、受託講座、会員研修、協力活動を実施し
た。
(8)尾道支部活動状況等報告
共同事業、単独事業、研修会としてのパソコン講座や、オフ会を実施した。
★平成21年度事業計画
(1)事業実施基本計画
パソコン教室、シニア情報生活アドバイザー養成講座、シニア情報生活アドバイザー更
新講座、とうろう流し、ITサポート等の講座、研修、社会貢献活動の各事業を平成20
年度同様に実施する。
(2)主な事業の方向性について
@特別プロジェクトの設置
全国シニアネットの動向に着目すると、従来のパソコン教室主体から、社会貢献活動に
呼応した「コミュニティ・ビジネス」への移行が顕著にみられる。このことに着目し、
当法人としての実施可否の「検討プロジェクト」を設置、事業の方向性を検討する。
前提資料:本年1月実施調査データ「アドバイザーの資格・特技・趣味」の効果に期待する
A安佐南区内のNPO連絡協議会設置への連動
当法人事務所所在地がある「安佐南区」内には31のNPO団体が存在する。区役所と協働し
て社会貢献活動を進める気運が高まり「NPO連絡協議会立ち上げ発起人」に当法人理事長
が指名された。これへの「対応プロジェクト」を設置し、@とも関連してNPOとしての本
来の役割に努めたいと考えている。
Bパソコン教室
「ひとまちネットワーク」と協働している「広島市まちづくり市民交流プラザ教室」をは
じめ、介護付有料老人ホーム・メリィハウス教室、府中南公民館、海田東公民館、海田公
民館の5会場において、平成20年度と同様、関係機関と十分協議のうえ実施する。実施に
当たっては、「受講者を主役」とする理念のもと、「優しく易しく笑顔で楽しく」をモッ
トーとする。
Cインターネットとうろう流しについて
「継続は力」の通り、実施7年目を迎える本年も国や地域を超え、多くの世代から寄せら
れた平和メッセージを広島の地から発信し、社会貢献活動としての「とうろう流し」を展
開する。
平山理事から昨年の実施内容等について、口頭説明が付加された。
(3)福山支部
パソコン講座を実施する。会員対象楽しむ「集い」を実施する。
シニア情報生活アドバイザー養成講座によるアドバイザーの増強を図る。
(4)尾道支部
パソコン講座、オフ会を実施する。会員のレベルアップ研修会を実施する。
★その他
(1)役員改選
辞任理事3名、就任理事3名、重任理事9名、重任監事1名
Photo by Suwa
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