番号 | 日付 | 題名 | 読出数 |
145 | 3/17(月) 14:50:08 |
第9回通常総会報告 | 1878 |
第9回通常総会報告
第9回通常総会は
平成20年3月8日(土)10:30〜12:30、広島市まちづくり市民交流プラザで開催されました。
正会員192名中、福山、尾道など遠方からの出席者をはじめ、表決委任者数との合計115名を数え、総会
開催要件を満たし、平成20年度事業計画等を決定しました。
総会で決定・承認された主な事項は次の通りです。なお、会議資料は経費節減を図ることと、IT化実施の
ため、全て“ペーパーレス”として討議し、支障なく議事が進行しました。
★平成19年度事業報告
多くの受講者や参加者の理解と支援により、平成19年度は下記の事業を盛況に行った。
(1)シニア情報生活アドバイザーの社会的認知について
シニア情報生活アドバイザー認定証に、「公益法人認定」が表記された。この「准公的資格」への格上
げの第一段階となる「公益法人」の表記は、シニアネットひろしまのアドバイザーにのみ付与されたも
のである。これを機に、マスコミをはじめ各機関に広報活動をし、社会的認知のレベルアップに努めた。
(2)パソコン教室
広島市まちづくり市民交流プラザを主会場とし、定期楽集会、老人大学の各講座をはじめ、「シニアネッ
トひろしま」としての講座総数は多くを数えた。アドバイザーはアドバイザーマニュアルを熟知し、各自
が資質向上を心がけ、常に「受講者が主役」という考えのもとで実施したことは、受講者数が5年間で約
25,000名という好結果にも反映された。
(3)シニア情報生活アドバイザー養成講座
アドバイザー養成講座は計18人を実施した。
「准アドバイザー」から正規アドバイザーの資格取得(15期10名が該当)は、19年度から新設した
当法人限りの「准アドバイザー」が協会認証の正規のアドバイザーとなったものである。この「准アドバ
イザー」は、一般会員の事業参加を促進するため、6月に会員の中から正規のアドバイザーを志す希望者
を募り、10名の応募を受けて面接の後、「准アドバイザーの認定証を発行。4カ月間の見習い活動の後、
協会の養成講座を実施し、合格により正規のアドバイザーとなったものである。
(4)シニア情報生活アドバイザー更新講座
協会発行の19年度用更新講座テキストが従来のXP版からVista版に改定された。19年1月から
発売となった新OS、Vistaに対応するため、当法人の役員は発売以前にマイクロソフトやメーカー
の講習会に参加し、一定の基礎知識の学習につとめた。
Vistaをメインとする更新講座においては、技術顧問がテキスト補正のCDを作成し、それに基づき
広島・福山・浜田の3会場において効果のある講座を展開することができた。
(5)インターネットとうろう流し
第5回目を5年連続で実施。この事業はシニアネットひろしまの全会員が、原爆死没者の慰霊と世界の恒
久平和を祈念し、併せてIT社会に対応するため、インターネットを通じて平和メッセージを広島から世
界に発信することを目的としているものである。
平成19年度は約600通のメッセージを受け付けた。また、オカリナの演奏やドーム画の作家を招いた
ほか、シニアネット浜田のメンバーも来広され、とうろう流しに彩りを添え、交流の幅も拡大された。
(6)広島市まちづくり市民交流プラザとの協議における成果
平成19年4月、プラザ側とパソコン教室の円滑な運営を図る目的で「パソコン教室の実行に関する協議
書」を締結し、諸事が有効に実行されている。この効果として、当法人からの要望もあり、全てのパソコ
ンを新バージョンに更改、付属機器の取換え等、教室の効果が増幅する結果となっている。
(7)メリィハウスパソコン教室の効果
開講3年半、介護施設でのパソコン教室は、全国的にみて当法人が唯一の実施団体となっている。また、
受講後の受講者がホームの職員にパソコンに関する質問をする際の対応に備え、介護職員も受講したいと
の意向が生じており、大きな波及効果を生んでいる。
(8)全国シニアネットフォーラムについて
平成19年11月5日・6日に仙台で開催された全国シニアネットフォーラムに、理事長が「シニアネッ
トはIT普及活動を行い、シニアや地域の情報化を支えています」のテーマで課題提供者として出席した。
当法人の実情と成果に関する講演内容にあわせ、参加者の参考にしていただくため、「原爆の日」のとう
ろう流し等の写真を会場に展示した。展示中はもとより、その後、理事長の講演内容について北海道大学
院生等から賞賛と質疑があるなど、関心の高さが立証されている。
(9)福山支部活動状況等報告
主たる活動である常設パソコン講座をはじめ、受託講座、会員研修、協力活動を実施した。
(10)尾道支部活動状況等報告
共同事業、単独事業、研修会としてのパソコン講座や、オフ会を実施した。
★平成20年度事業計画
(1)「シニアパソコン教室」の実施
「シニアパソコン教室」はシニアネットひろしまの重要事業であり、平成19年度と同様に各講座を実施する。
(2)Plan Do See
シニアパソコン教室の実施に当たっては、常に計画・実施・反省・改善のサイクルを重視し、講座終了時のア
ンケートの実施等を通し、絶えず見直しを行い、満足のいく教室となるよう努めることとする。
(3)シスター制度の導入検討
平成19年度末における受講者総数は約24,677人となり、その規模はシニアネット(97団体)のなか
で日本一の状況を示している。講座開催中は受講者相互、受講者とアドバイザーのコミュニケーションはさま
ざまな形で図られている。一方、一連の講座終了後には、この相互の関係は維持されているのか、パソコン学
習は継続されているのかについては把握できていない。今年度からの試みとして、受講者とアドバイザーをグ
ループとした「シスター制度」を導入し、相互のコミュニケーションの維持、バソコン学習の継続、Q&Aに
ついて、「長いお付き合い・励ましあい」を意図し、その実施の可否について十分検討したいと考えている。
(4)准アドバイザー制度の実施
平成19年度同様に、一般会員を対象として、この制度を実施し魅力あるアドバイザーを目指していただくこ
ととする。
(5)インターネットとうろう流しについて
第6回目の実施を計画する。平和を願うシニアネットひろしまの力は微力なものではあるが、とうろう流しの
目的を念頭に世界平和のための社会貢献活動を展開したいと考えている。関連する団体と連携を密にするほか、
広島を訪れる多くの人々にパソコンから平和メッセージを入力していただくよう努め、達成感のある活動内容
とする。
(6)アドバイザー資格のグレードアップについて
平成19年度にはアドバイザーの社会的認知度アップ策の第一次措置として、当法人限りで認定証に「公益法
人認定」の記載が実現した。しかし、マイクロソフト社認定のアカデミーパック適用事業所に指定されていな
い等、アドバイザーにメリットのある措置はできていない。よって、(財)ニューメディア開発協会に対し、
第二次措置として経済産業省や文部科学省などの中央省庁へアプローチしメリットのあるアドバイザー証とな
るよう働きかけることとする。
(7)福山支部
パソコン講座を実施する。シニア情報生活アドバイザー養成講座(福山会場)を実施する。
(8)パソコン講座、オフ会を実施する。会員のレベルアップをはかる。
★その他
(1)役員改選
就任理事1名、解任理事2名、留任理事11名、就任監事1名
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